3DCAD大手、ダッソー・システムズが3Dプリンタの新事業を発表

主要CADソフトCATIAを提供する仏ダッソー・システムズは、メーカーと3Dプリンターの橋渡し役をする事業を始めると発表しました。
・出所:日本経済新聞(2017/6/6)

ダッソーがネット上で両者を仲介し、メーカーは製品や部品の設計情報や求めるコストを専用ページに送ると3Dプリンター製の模型が届く仕組みとのことです。

新サービスは9月から順次開始予定で、日本は2018年前半から利用できるようになるとのことです。ダッソーは、顧客となるメーカーが材料やコストなどの条件をもとに最適な3Dプリンティングの提供企業を選べるように仲介を行います。また、ダッソーが製品の支払い管理などを担い、顧客は試作品にとどまらず、多品種少量生産の最終製品までカバーする計画です。

“「製造がサービスになる」――。ダッソー・システムズ社のベルナール・シャーレス最高経営責任者(CEO)は6日、都内で開いた記者説明会でこう訴えた。オンライン経由の3Dプリンターでの製品受発注の試みは各地で広がっている。独SAPは米UPSと組み、翌日に製品が届くサービスを展開。SAPは企業の財務・会計や調達などあらゆるシステムを網羅する統合基幹業務システム(ERP)の大手。ソフトをつくって複製するのと同じ感覚で、製品をつくる時代が本格的に到来してきた。”と日経新聞では締めくくられています。

比較するのもおこがましいですが、オンラインで3Dデザインの作成・受発注が行える弊社MonoSalonや現在開発中のデジタル造形技術のクラウドソーシングプラットフォームのMonoConnectも目指す世界観は似ています。世界のモノづくり関連のソフトウェア大手(ダッソーとかSAPとか)が本格的にオンラインでの3Dデザインの作成・受発注の事業を展開してきているのはマーケット動向的には良い兆しですが、競争も激化してくるので、より独自性やUI/UXの向上を目指していきたいと思います。

 

光学式3Dスキャナ「SCAN in a BOX」の国内販売を開始

工作機械やCAD/CAMシステム、3Dプリンタ、3Dスキャナをはじめとするデジタルものづくりツールの販売・サポートを手がける株式会社システムクリエイトは、Open Technologies社(イタリア)の光学式3Dスキャナの販売を2017年5月23日に開始しました。
プレスリリース(2017/5/23)

「SCAN in a BOX」は、10mmから2,000mm角まで様々なサイズのワークを3Dスキャンできる光学式3Dスキャナで、整合性の高い3Dスキャンデータ取得とデータ処理が可能な3Dスキャナとソフトウェア一式が約50万円からと、同製品帯の中では手頃な価格です。

<SCAN in a BOXの特徴>
●低価格
本体と回転テーブルを合わせた場合も約60万円から導入可能

●幅広いワークサイズに対応
10mm角から2,000mm角までのサイズを3Dスキャン可能

●スピーディ
1ショット約4秒で3Dデータを取得可能

●シンプル
付属ソフト「IDEA」で本体操作からスキャンデータのアラインメント、メッシュ作成までを簡単に実行可能

●カラー対応
カラー情報を標準で取得可能なので、CGやアーカイブ用途としても使用可能

<SCAN in a BOXの詳細>
http://www.systemcreate-inc.co.jp/products/3dscanner/scaninabox.html

<価格(税抜)>
●本体
SCAN in a BOX(1年保証):¥334,600
SCパッケージ(国際送料・ソフトウェア日本語化・TEL/FAX/E-Mailサポートが含):¥150,000

●オプション
自動ターンテーブル:¥124,600
キャリブレーションマスター(400x400mm):¥14,000
スプレー:¥3,360
運搬用カバン:¥34,860

技術サポート
納品セットアップ・教育:¥50,000

<仕様>
本体寸法:400×105×92(mm)
梱包サイズ:468×440×130(mm)
本体重量:5.5kg
スキャン技術:構造化ライト
スキャン時間:約4秒(1ショットあたり)
スキャンエリア:100×80(mm) ~ 500×400(mm)
対象ワークサイズ:10mm角~2,000mm角
スキャン焦点距離:200mm~1,120mm
点間ピッチ:0.078mm~0.390mm
精度:±0.1%
メッシュ密度:モデルあたり1,000万頂点
カラーデータ取得:標準対応
自動ターンテーブル:オプション対応
付属ソフトウェア:IDEA(専用ソフトウェア)
出力ファイル形式:OBJ、STL、PLY、OFF

<必要スペック>
PC:CPU Quad Core 2Ghz、8GB RAM、VGA(NVIDIA GeForce)
OS:Windows7/8/10-64bit
接続:USB×2、HDMI×1(自動ターンテーブル利用時は追加でUSB×1必要)

DMM.make 3Dプリント、3Dデータ製作代行など一部サービスを個人向けにも提供開始

DMM.makeは、3Dプリントサービスのウェブサイトのデザインを一新すると同時に、法人向けに提供していた一部サービスを個人向けにも提供開始しました。
プレスリリース(2017/5/11)

今回の改定でトップページのデザインを一新するとともに、異なるニーズに対応する為に法人・個人の窓口を異なるページとして設けました。
図面や写真イラストなどから高品質な3Dデータを製作代行するサービスや、造形方向を指定できるサービスなど、各サービスについて詳しく紹介されています。

■一新されたサービス
・法人のお客様窓口
http://make.dmm.com/print/biz/corp/

・個人のお客様窓口
http://make.dmm.com/print/biz/personal/

・便利なサービス 3Dコンシェルジュサービス
http://make.dmm.com/print/option/concierge/

・便利なサービス 3Dデータ製作代行サービス
http://make.dmm.com/print/option/modeling/

・便利なサービス 短納期エクスプレスサービス
http://make.dmm.com/print/option/express/

・便利なサービス 3Dデータ修正サービス
http://make.dmm.com/print/option/repair/

・便利なサービス 請求書支払い対応サービス
http://make.dmm.com/print/option/invoice/

・便利なサービス 造形方向指定サービス
http://make.dmm.com/print/option/forming/

チャットで相談できる3Dデータ作成サービス「モデリー」開始

3Dプリントサービスを運営しているX人の株式会社は、本日(2017年5月2日)オリジナルの3Dデータ作成サービス「モデリー」を開始しました。本サービスは、VR/AR・ゲーム・アニメーションなど、様々な用途に合わせて適切な3Dデータを作成可能とのことです。
プレスリリース(2017/5/2)
https://3d-modely.com

プレスリリースによると、同社には「3Dデータをもっと簡単に」という想いがあり、これまで3Dデータを作成した経験のないユーザーにとって1番優しいデータ作成サービスを考えたとのことです。

同社は、3Dデータは、金額感や内容が不透明で難しく、3DプリントやAR/VRが世の中に浸透するための課題になると感じているそうです。本サービスはチャットで気軽に相談できる窓口を作り、金額感も事例でわかりやすく提示することで、初めてのユーザーにとことん優しいサービスにしており、今後発展するであろう3D事業にとって、最初の入り口となるサービスを目指しているとのことです。

本サービスの3つの特徴
1)チャットで相談
本サービスはチャットを用いて費用感などを相談可能。業界最速の見積もりスピードを目指す。

2)初めてのユーザーに優しい
3Dデータ作成を個人に依頼するには、多くの専門知識が必要だが、簡易なHP制作のように、個人などの初めてのユーザーなどが簡単に依頼できる。

3)海外のデザイナーを使うので安価
北欧、米国、東南アジア、世界各国のデザイナーに依頼することで、ローコストでハイクオリティなモデルを納品する仕組みを構築し、お財布にも優しいサービスとなっている。

3Dプリンタ普及のカギはニッチな3Dデータをいかに手軽に作れるかという課題認識はMonovationも同じなので、是非3Dプリンタ業界全体を盛り上げていって頂きたいと思います!