【行って来た】第28回設計・製造ソリューション展

2017年6月21日~23日に東京ビッグサイトにて開催されていた「第28回 設計・製造ソリューション展(DMS展)」に最終日の金曜日に行ってきました。
開催概要サイト

DMS展は2016年の出展社:2,318社、来場者:87,285名とモノづくり関連のイベントとしてはかなり大きいもので、3Dプリンタ、VR、IoTといったモノづくりに関する新規分野の最新製品等も多く展示されています。MonoMediaでも最新ニュースとして取り上げた新型3Dプリンタなどを実際に見て来ましたので、紹介したいと思います。

■Stratasys

超大型のプロペラはインパクトがありました。近くで見ると積層縞があるので、FDMでパーツごとに作成して、組み立てているみたいです。
StratasysがFDM方式の3Dプリンタの新シリーズを発売(MonoMedia 2017/2/15)

DMS展の常連のスワニーさん。デジタルモールド(3Dプリンタで最終製品でなく射出成型の型を作成する方法)の実演を行っていらっしゃいました。
スワニーの紹介(MonoMedia 2017/2/28)

Stratasys J750の作成事例。シルバニアファミリーの繊細かつカラフルな人形ワールドが3Dプリンタで作られていました。

■フージョンテクノロジー

こちらも大型展示物の戦車が目を引きました。パーツを分けて3Dプリンタやその他の材料も使って作成したそうです。

■日本HP

最近、MonoMediaで取り上げた、新発売の3Dプリンタと造形物が展示されていました。
日本HPが3Dプリンタ市場に参入(MonoMedia 2017/6/21)

義手など、手の先までかなりキレイに造形できています。

インソールや歯形などは3Dプリンタの応用が広がっていますね。

かなり細かいオブジェ系も作成可能のようです。FDMではこの繊細さを出すことは難しいですが、このクオリティなら、アート関連への3Dプリンタの活用も進む気がします。

■武藤工業

こちらも最近、MonoMediaで取り上げた、新発売の3Dプリンタのセラミック材料の造形物が展示されていました。
武藤工業が3Dプリンタ用セラミック材料の試験販売を開始(MonoMedia 2017/6/20)

■Carbon

以前、MonoMediaで取り上げた、アディダスの3Dプリンタソールの実物が展示されていました。
アディダスの3Dプリンタシューズ(MonoMedia 2017/4/13)

手でぐにゃっと曲がります。実際に履いてはいませんが、自分の足の形状にフィットして弾力性があるソールは快適そうです。

■イリス(BigRep)

こちらも最近、MonoMediaで取り上げた、新発売の超大型3Dプリンタの実機が展示・実演されていました。
2輪車を原寸大で造形できる3Dプリンターの販売開始(MonoMedia 2017/6/15)

目の前の椅子はBigRepで作成したとのこと。FDMは強度が出ますし、大型造形物ならば、相対的に積層縞が目立たたなくなるので、椅子などの大型造形物はFDMの活用先として有効な気がします。

■Polymaker

以前、MonoMediaで取り上げた、表面処理装置のPolySmoothとPolysherで作成されたダビデ像が展示されていました。
PolySmoothとPolysher(MonoMedia 2017/2/18)

ちなみに、ダビデ像の前にある水槽のような透明の容器も3Dプリンタで造形しており、Polysherで処理しているとのこと。透明なフィラメントはありますが、ここまで透明度が高い造形をFDMでできるのはすごいと思いました。

Polysherと造形物。一部光沢がある造形物がPolysherで表面加工した造形物です。

■ローランド

UVプリンターも展示されていました。デジタル造形という観点からフルカラーを半立体的に造形できるUVプリンターもいずれは活用したいなーと思っています。

写真では分かりにくいですが、畳や革の質感が表面のザラツキも含めてUVプリンターで表現されています。カラー×質感を上手く活用できればイロイロな商品を作れると思います。

■最後に
インターネットで海外の最新情報も含めて、いつでも検索できる時代ではありますが、やはり百聞は一見に如かず、現物を見れる機会は貴重ですので、このような展示会には沢山行って、生の情報を集めて行きたいと思います。DMS展は来年も楽しみです。