【やってみた】3Dプリンタのアセトン後処理

3Dプリンタ、特にFDM方式(造形方式の詳細:3Dプリンタ造形方法)で造形するとどうしても積層縞が出てしまう(それはそれでカッコ良かったりもしますが)のが難点です。ピッチを細かくすれば目立たなくはなりますが、射出成型(金型に溶けたプラスチックを流し込む造形方法)の表面のツルっとさには及びません。

そんな3Dプリンタの悩みを解決するためには後処理が必要です。後処理にもいろいろな種類がありますが、今回はDIY界隈ではメジャーなアセトンを用いた後処理をやってみましたので、準備や方法とその効果を紹介します。

まず以下を準備しました。
・除光液(アセトン含):KATEのネイルカラーリムーバーを使いました。アセトンが含まれていれば何でもよいと思います。
・コットン:ドラッグストアにある普通のもの
・キッチンペーパー:同上
・アルミホイル:同上
・密閉できるケース:無印良品のPPケースを使いました。

次に対象分を3Dプリンタで造形します。ABS樹脂(LEGOブロックと同じ素材)でペーパーカップホルダーをピッチ0.3mmで造形しました。

写真だとそれなりにキレイに見えますが、積層縞やサポート材との接地箇所が白っぽくなっていたりします。

ここからが本題。まず、PPケースの底面にキッチンペーパーを敷き詰め、4隅に除光液をしみ込ませたコットンを配置し、中央にアルミホイルを敷いて、その上に対象物を置き、蓋をして待ちます。3時間程放置した結果が以下です。

表面にかなり光沢がでました。手触りもツルツルしています。

ツルツルしてはいますが、積層縞はまだ残っています。ピッチ0.3mmは大きいのかもしれませんが、3時間程度で予想以上に目に見える効果が出たのは驚きました。放置しておくだけの手軽な方法なので、上手く活用できれば良い手法かもしれません。3Dプリンタの表面処理にお悩みの方は一度試してみると良いかもしれません。

※アセトンを使用する際は換気等は十分に気を付けて下さい。


“【やってみた】3Dプリンタのアセトン後処理” への3件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です