転写方法

Tシャツやマグカップにデジタルデータの写真やイラストを転写する方法を紹介します。厳密にはデジタル造形とは異なるところもありますが、手軽にオーダーメイドのプロダクトを作れるという点で、転写関連の装置のあるFab施設(参考:日本のFab施設)も多いです。

大量生産のTシャツなどの布プリントはシルクスクリーンプリント(デザイン版を作成し、版画みたいに同じデザインを大量にプリントする方法)で作成されているモノが多いですが、一点モノのプリントを行うときは大きく以下の4つの方法があります。

①カッティングプリント
圧着シートをカットして熱プレス機(アイロンのお化けのようなもの)で加熱・加圧してプリントする方法です。造形機等も比較的安価で単色や輪郭が単純なデザイン向きです。逆に輪郭が複雑でカラフルなデザインには不向きです。

②インクジェットダイレクトプリント
シートなどにプリントせず直接Tシャツなどにインクジェットプリントするデジタルなプリント方法です。カラフルかつ複雑なデザインのプリントに向いています。専用のインクジェットプリンタがやや高価です。

③デジタル転写プリント
転写シートにカラー出力し、転写シートを熱プレス機で加熱・加圧してプリントする方法です。上記①②を合わせたような方法で、複雑かつカラーのデザインを比較的安価な装置で作成することが可能です。

④昇華プリント
昇華インクを使って転写紙にデザインを印刷し、転写紙を加熱・加圧してインクを気化させ、素材自体に色を浸透させる方法です。素材に色を浸透させるため表面にベタっと転写されている感じがなく、耐久性も高いです。マグカップ等に写真を転写する際によく使用されています。ただし、ポリエステル以外の布製品は転写インクとの相性が悪く、綿のTシャツにはプリントできません。


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